櫛田神社名物「大お多福面」の由来~ 飾られるのはいつからいつまで

伝統行事

1月14日のニュースで、お多福門が設置されるのは今年も1月15日に決まりました。

櫛田神社の3つの大おたふく面

2022年も,例年より10日ほど早く1月15日に設置されましたので行ってきました

福岡の節分を彩る,櫛田神社名物大お多福面

櫛田神社の3つの門,それぞれに飾られています

 

下は,それぞれの門の写真。

それぞれに特徴がありますね。

まずは,参道正面の,いちばん有名なお多福面

大きさは日本一。幅5.3メートル,高さ5メートル。

 

次に,北側の冷泉公園側にある門に設置されたお多福面。

ちょっと人間っぽいです。愛嬌も一番あります。

 

3つ目は,川端商店街の出口にある西側門。

これはちょっとリアルでしょうか・・・

 

この大お多福面,私もこどもの頃,よくくぐりました。

小学校の時,まだ市内を走っていた路面電車に乗って,おそらく祇園の電停で降り,参道を歩いて真正面にそびえる大お多福の口の中をとおって中に入りました。

大お多福面の由来は

この大おたふく面,いったいいつ頃から飾られているのかというと,1961年からだといいます。昨年2021年に「還暦」ということになりました。私が生まれた翌年から飾られ続けているんですね。

 

其の由来を調べてみると,田中諭吉という方が櫛田神社に提案したものだとか。

この風習ですが、「博多のアイディアマン」とも呼ばれた田中諭吉が「大おたふく面の福くぐり」として櫛田神社に提案し、1961年2月から始まったものなのだそうです。(西日本新聞『雑学博多・ふくおか深発見』より。)

お多福の門

 

このお多福門は福岡では各地の神社で飾られているそうですが,始まりはこの櫛田神社らしいです。

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また,3つの門全てにお多福門を飾るのは櫛田神社だけだそうです。

 

大お多福面が飾られるのはいつからいつまで

飾られるのは,毎年1月の末から2月の10日頃まで。

2022年は,1月15日に飾られました。

コロナ禍で,三密をさけて分散参拝できるようにするために,10日ほど早く飾られたのでした。

また,2021年には2月15日の午前中までは飾られていたようです。

2022年も,コロナ禍にありますので,1月15日に飾られました。

 

お多福面は,上中下の3つに別れたパーツを保存しておき,氏子さんたちで毎年組み上げるのだそうです。下のツイートは1月8日にされているものですが,すでに準備がすすんでいるのでしょう。

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1966年から福岡にすみ,その変遷を目の当たりにしてきました。

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