福岡市を飛び出して、福岡県を旅する「福岡県一周プロジェクトを始めました。
その第一弾として福岡市に近い福津市に行こうと思って色々調べていたら、畦町宿という場所に出会いました。
調べてみると、そこには民家の門先に素朴な土人形が飾られてあるというのです。
早速行ってみることにしました。
畦町宿題とは、こんなところ
場所は,こちら。
福津市の畦町にあります。
福津市の郊外にある静かな田園風景の中に佇む集落。
どこと行って変わった所のない、普通の街です。
おみやげ屋も釈迦堂も駐車場もありません。
本当に普通の住宅街です。
しかし、昔から続く街であることはわかります。
古い民家が点在し、寺や神社などもあります。
ここは、唐津街道の宿場町だったのです。
民家は古いものも新しく建て替えたものもあり、いたって普通ですが、どの家の門先にも土人形が飾ってあることで、ここが普通の街では無い、いわくありげな特別な街になっています。
畦町宿のどの家にも飾られている土人形
まずは、その土人形達を紹介しましょう。
かなりおびただしい数の土地人形たちです。
いかがでしょうか?
不思議な人形たちですね。
なんだか、街を守ってくれている精霊のようです。
いったい、どうしてこのような人形たちが置かれているのでしょうか?
土人形のいわれ
この土人形たちは、高延英昭さん。
2015年にお亡くなりになっていますが、2016年に保存会の手で設置されました。
街の人たちみんなで心を合わせて、街を大切にしようとする気持ちが伝わってくる場所でした。