大破魔矢の由来
福岡市西区姪浜にある姪浜住吉神社に毎年飾られる,高さ7.5mの大破魔矢。
大破魔矢は巨大な縁起物として名物になっています。
ところが,この大破魔矢の由来は神社の由来を調べても,書かれていません。
西日本新聞には,以下のように書かれています。
大破魔矢は、氏子たちがモウソウチクを3本ずつ束ねて据え、弓を渡して作った。「悪病よけ」の願いが込められている。
菊池友久宮司は「来る年こそはコロナ禍が収まり、以前のように普通の生活ができるようお祈りしています」と話していた。
西日本新聞
これを見ると,コロナ退散の願いを込めて始められのではと思い,取材して切っました。
なんと,20年前から飾られているとのことでした。
宮司さんがミリオネアに出られてパーフェクトを達成,西方沖地震で損壊した鳥居を再建されたことと関係があるのかと思い,そのこととの関連をお聞きしたら,その前から作っていたとのこと。
結局由来は,なにか縁起の良いものをつくろう,という氏子さんたちの思いからだったという話でした。
いつまで飾られるのか
飾られるのは1月20日までとなっています。
すでに年内に幸先詣でも始まっていますので,分散参拝をしながらでも見ることができますね。
境内
神社自体は奈良時代に遡る古いものです。また,あちこちに古い時代からありそうな祠が祀ってあります。
駐車場情報
姪浜住吉神社は,姪浜の旧道の狭い道沿いにあり,車でのアクセスは少し不便です。
しかし,境内に車を止めるところがあり,平日の昼頃に取材に行ったときには,止めることができました。
しかし,初詣などで行く際は,車では行かないほうがいいでしょう。
付近にコインパークがありますが,どれも満杯でした。
地下鉄姪浜駅から徒歩5分程度なので,徒歩でいかれることをおすすめします。
姪浜住吉神社へのアクセス